読書 図解 フィンランド・メソッド入門
PISAでアジアが台頭する前、フィンランドが連続1位を記録して、世界がフィンランドの教育法に注目していた頃の本です。
新しい本ではないけれど、わかりやすく大変参考になりました。
こどもの国語教育に必要なのは、論理力、クリティカル・シンキングをはじめとする5つの力。
紹介するだけでなく、どのようにトレーニングしていけばそれらの力がついていくか、も合わせて書かれているので、とても良かったです。
それは上位に浮上してきた日本を含むアジアの各国がフィンランド式教育法を参考にシフトチェンジしてきたからではないかという説が多いので、むしろフィンランド式は肯定され続けているということだと私は思っています。
これを参考にして、5つの力をつけるトレーニングを実行してみるつもりです。
あと、少し驚いたことに、うちの息子の小学校の国語の授業ではたぶん、この本に書かれているメソッドが採用されているように思われます。
先生に聞いたわけではないので、確かではないですが。
集団でしか学べないことも多いので、その部分は学校におまかせし、私は家でできることを中心に取り組みを考えているところです。