問題集比較 論理系ドリル3種
最近気になっている、論理力強化を謳うドリルをいくつか買ってみて比較してみました。
まずは、子どものための論理トレーニング・プリント。
こちらは、文字を書き入れるマスの大きさから推測して、
小学校中~高学年が対象と思われます。
出口式日本語論理トレーニングである程度の学年まで練習を重ねてから、
こちらの問題集に取り組むのにちょうど良いかなと思います。
基本は読解・作文がメインで、とても良い問題が多そう。
バカロレアプログラムでも重要視されている、
クリティカル・シンキングの基礎にもなりそうな気がする。
次に、アインシュタイン式論理脳ドリル。
こちらは、いくつかのヒントから表を埋めていく形式の問題です。
ちなみに算数と国語を同時に伸ばすパズルも同様の問題(と数独)なので、どちらかのシリーズだけでも良いような気もします。
いずれにしても答えがスッキリ決まる問題なので、こどもは楽しいんじゃないかなと思います。
ただ、問題パターンがワンパターンなので、飽きるかもしれません。
最後は、ロジカルキッズワーク。
ロジカルキッズワーク 入門編 (一生使える論理的思考力が身につく!)
- 作者: 学習塾ロジム
- 出版社/メーカー: 学研プラス
- 発売日: 2016/04/20
- メディア: 単行本
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図形や読解があり、天才脳ドリル空間把握と日本語論理トレーニングを足して割ったような問題集です。
問題のバリエーションが豊富という意味では、アインシュタイン系ドリルよりこどもが飽きずに取り組めるかもしれません。
一口に「論理力を鍛える」といっても、かなり傾向が異なる3種の問題集でした。
比べてみて、子どものための論理トレーニング・プリントがダントツに良い!と思いましたが、
低学年バージョンは発売されていないようなので、この問題集を目標に国語力を強化していきたいなと思います。
アインシュタイン式ドリルも、ロジカルキッズワークも、頭の体操に良さそうなので、近いうちに息子にもやらせたいと思っています。